産科
産後について
各種検査
♪ 新生児黄疸検査 (毎日)
ほとんどの赤ちゃんに肌が黄色くなる新生児黄疸が発生します。
当院では、毎日赤ちゃんの額と胸に測定器を当てて黄色の度合いを測定しています。
通常よりやや黄色と判断された場合、かかとから少量の血液を採取して黄疸の原因となるビリルビン値を測っていきます。
検査によりビリルリン値が通常より高かった場合は、光線療法を行いビリルビンを分解していきます。
1回の治療で終わる赤ちゃんもいれば 何度も治療を繰り返す場合もあります。
病気ではありませんので ご心配なさらないようにして下さい。
♪ 新生児聴力検査
聴力障害は比較的発現頻度が高く、2~3才くらいになって
「あまり言葉を話さない・・・。」と初めて気づきます
発見が遅れると言葉の習得に影響が出てきますので、少しでも早い段階で赤ちゃんの難聴を発見してあげれるように当院では全ての赤ちゃんに新生児聴力検査を行っております。
赤ちゃんが眠っている間に検査器を使って優しく安全に行います。
♪ 先天性代謝異常検査(退院前)
先天性代謝異常の赤ちゃんは、生まれた時はまったく健康に見えても
放っておくと身体障害や知的障害が発生したり、時には生命の危険にさらされる場合もあります。
心身障害の原因となるフェニールケトン尿症などの先天性代謝異常やガラクトース血症などを早期発見・治療するための検査です。
退院の日に足の裏から採取した少量の血液で検査します。